子どもが反抗期に入ったくらいから、会話や接し方に悩むことが多くなってきませんか?
話しかけても、めんどくさそうに返事をしてきたり、無視したり。
すぐにカッとなり暴言を吐く、筋の通っていない発言をする、こちらをバカにするような態度を取る…
「ほっといていいものならほっときたい!」と思いながらも、親として関わらないわけにはいかないし…と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
頭ではそういう時期とわかっていても、冷静でいられない…
私も悩んで疲れて、しばらく母親をやめたくなりましたよ…
この記事では、心理学的な情報も紹介しながら「最適なコミュニケーションの取り方」についてお伝えします。
さらに、実際に反抗期を乗り越えた私の経験や子どもの変化についてもお話しします。
ご紹介する5つの方法を取り入れていただくと心が軽くなりますよ。
ぜひ最後までお読みくださいね。
この記事の 筆者 | 中学生と小学生の2人の子どもの母。子育てや知育・幼児教育の知識が多く、森の幼稚園やどろんこ保育のスタッフもしてきました。 実際に子どもを育てている母の目線も活かしながら、育児や学習についての情報を発信しています。 ◎知育教材が好きで、子どもと色々な通信教材や学習スタイルを経験。 ◎子どもは国立小中学生。父親は元教員で受験指導を多数経験。 |
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我が家の反抗期の中学生の様子
子どもが反抗期を迎えると親子の関係が変わり、これまでのコミュニケーションの取り方ではうまくいかなくなることが増えていきます。
この時期は多くの親が子どもとの関わり方を悩んでいます。実際、我が家も次のようなことを悩んでいました。
我が家の反抗期の悩み
小学生の頃は、楽しく会話ができたり、言ったこともちゃんと聞いてくれたり。親を素直に頼ってもくれたし、ひどい言葉も言いませんでした。
それが反抗期に入ると、次のような様子に!
- 自分の要望だけしつこく伝えてくるが、かなわないとキレる
- 話かけても、無視をする
- 注意をしても、くちごたえをしてきかない
- 親の傷つくことや暴言を簡単に言う
- 部屋にひきこもって関わることを嫌がる
- イライラして物にあたる
周りのママ友からも、現れ方に差はありながらも上のようなことが多いと聞きました。
あなたのお子さんもどれかは当てはまるのではないでしょうか?
親の方はというと、そんな子どもの態度によってこんな悩みを持つようになりました。
- 子供と仲良く過ごしたいのにすぐにけんかになってしまう
- 注意ばかりしてしまい疲れる
- ひどいを態度取られたり暴言を言われて傷つく
- 親を大事にしてくれないことでむなしくなる
- かわいかった小さな頃と比べて、必要とされないことやうざがられることが悲しい
悩みはすぐに解決できないうえに、毎日のことなのでどんどん積み重なってしまいます!
注意することに疲れ、暴言などに傷つき、母親って何なんだろうとむなしくなりました
子どもと関わらなければ、子どもをほっとけば、疲れることも傷つくこともむなしくなることもない。
ですが、母親としてそれではいけないだろうと葛藤する日々を過ごしていました。
母っていう責任を投げ出しちゃダメって思いが消えないんですよね…
反抗期の中学生をほっとく正しい方法とその結果【実録】
心理学などの情報により、反抗期の中学生は「ほっとく」ことが必要だと気付いた私は5つのポイントに気を付けて接しました。すると子どもの態度もどんどん落ち着いていきました!
ここからは、我が家が実践した方法とその結果をご紹介します。
反抗期の中学生も変わった!接し方5つのポイント
接し方には次の5つのポイントがあります。
- 信用を伝えるために「ほっとく」ベースにする心構えを持つ
- 話かけてきた時は共感を心がける
- 待つ、そして「大丈夫?」と声をかける
- 認める&感謝は効果大!
- こちらの要望の正しい伝え方を知る
1つずつ詳しくお話していきますね。
信用を伝えるために「ほっとく」ベースにする心構えを持つ
まず「ほっとく」をベースにするという心構えを持ちました!「ほっといていい範囲」と「ほっといていい内容・物事」を今までよりもどんと増やしてしまうんです。
「ほっとく」ときには、「子どもが自分で選択したことで起きる問題は、子ども自身の課題なんだ」という考えを持つことがおすすめです。子どもにかかわる物事を親も少し距離をとって見ることができますよ。
その結果、子どもは自分を信じてもらえているという感覚を持つようになります。
ただ、子どものことを何も考えない「放任」にならないようにします。そのため「信用しているからほっとくけれど、困ったときにいつでも助けにいくよ」「いつでも応援しているよ」というスタンスでいることは大切です。
- ほっとくことを増やし、「あなたを信用しているよ」という気持ちを伝える
- 放任はせず適切なタイミングで声をかける
この2つのこの心構えを持ったうえで、次からの方法を取り入れてみてくださいね!
この心構えで接しはじめると、子どもの心がほわっと柔らかくなった感覚がありました!
さらに「子どもに信用を伝えている」と思うと気が楽になり、私自身も肩の力を抜くことができましたよ。
話かけてきた時は共感を心がける
ほっとくをベースにすると、親から子供へいろいろ言わなくてよくなります。そうすると、子どもの方から話をしてくれることが増えてきました。
会話は親子の心が近づく大チャンスです!次のことに気を付けて会話をするようにしました。
コツは3つの「ない」と「共感」です。
- 子どもの話をさえぎらない
- 子どもの意見を否定しない
- 親の意見は基本的に言わない
- 子どもの気持ちや考えを考察して、共感の言葉を伝える
親としてどうしても共感できないとき以外は、この方法で話を聞きましょう。
どうしても共感できないときは、子どもの気持ちをくんだうえで親の意見を伝えることが大切です。
(基本的には)否定されないからか、子どももどんどん気持ちを話してくれるようになりました!
会話をしていると、親の話も聞くようになっていきましたよ。
忙しくてもまずは最後まで聞くことを意識してみます
待つ、そして「大丈夫?」と声をかける
ほっとくをベースにしていると、親は子どもが行動するのを待つことが多くなります。それは子どもが自分の課題と向き合う機会です。
とはいえ「なかなか行動しないけど、もうさすがに待てない!」なんて時もありますよね!
例えば、次のような場合。
- 朝、起きてこない
- 塾に行く時間なのに用意しない
- 勉強をなかなか始めない
- ゲームを終わらない
この時に「しなさい!」ではなく「〇〇する時間だけど、大丈夫?」「〇〇するはずだけど、いいんだっけ?」のように声をかけます。
命令形で言われないことと、心配されている雰囲気によって、子どもも反発する気持ちが減ります。
もちろん声をかけても、子供がうまく行動できずに失敗することもありました。
そのときは「次はどうする?」と声をかけておきます。
ダメな結果になったことは子どももわかっているので、そこを責めないこと。
ほっとくことは、子どもが自分の課題を自分のものとしてとらえることにつながります。
「ほら、あの時にちゃんと行動しなかったから」と言いたくてもこらえます!
繰り返すことで、少しずつでも次どうするかを自分で考えるようになりますよ。
ただ、勉強に関しては「親として、ほっておいていいのか?」と悩む場合もあると思います。
勉強をしないことも自分の課題ではあります。
ですが、受験の時期は、あとで簡単に取り戻せないものでもありますよね。
中学生とはいえまだ心は幼いので、ここぞというところは、道を示してあげることも必要です。
親が口を出さずに、システムや講師が子どもを無理なく導いてくれる下記のようなものを利用するといいですね。
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認める&感謝は効果大!
ほっとくをベースにすると、今まで親が指示していたことを子どもが自分からやることが出てきます。
その時はすかさず認めましょう!
次のような褒めるほどのことでもないことも「認めること」はできます。
- 朝、一人で起きてきた
- 自分のものを片付けた
- 時間になったら勉強を始めた
- ちょっと約束の時間過ぎているけれどゲームをやめた
これらの行動を見つけたときに、軽く一言でいいので認める言葉をかけましょう!
私は上の内容ならば、次のように言っていました♪
- 一人で起きてきたじゃん!朝忙しいから助かるよ
- わ、〇〇片付けてあるね
- 勉強を始めたんだ、いいね!
- ちゃんとゲームの約束時間、気にしてくれてるね
さらに、ちょっとしたことでも感謝の気持ちを伝えることもものすごく効果的でした!
- 落とした物を拾ってくれた
- スマホのアラームを止めてくれた
- 玄関で先に入らせてくれた
こんなちょっとしたことでも、すかさず「ありがとう」を言うようにしました。
ちょっとしたことに「ありがとう」って言いづらいかも。
言い慣れていなくて…
私も最初は照れくさい気持ちもありましたが、すぐに慣れました!
子どもも、顔には出さないけれどまんざらではない様子でしたよ♪
子どもの心に「認められた・感謝された」という気持ちが増えていきますね。
そうすると前向きになり、ほっといてもさらによい行動が増えることにつながりますよ。
こちらの要望の正しい伝え方を知る
ほっとくベースにしていると、色々言わなくていいですよね。そのため子供に親の言葉を聞くゆとりが出てきている様子でした。
そうなるとこちらの要望も伝えやすくなります。
こちらの要望を伝える機会が増えてきたとき、「I(アイ)メッセージで伝える」ということを大切にしました。
(引用元:アイデム人と仕事研究所|相手から共感を得られる「アイメッセージ」 )
自分の意見や気持ちを「私」を主語にして伝えることで、相手を非難したりせずに尊重したコミュニケーションができます。
反対に「あなた(You)」が主語になるユーメッセージもあります。こちらは、相手を評価したり非難したりするニュアンスを持ちやすく、相手がメッセージを受け入れにくくなる場合があります。
例えば、子どもの帰宅が遅い場合の伝え方です。
Youメッセージ:「(あなたは)帰ってくるの遅いよ!」
Iメッセージ:「(私は)帰りが遅いことを心配していたよ」
Youメッセージだと、ただ子どもを非難していることしか伝えられていません…
Iメッセージだと心配していたことが伝わりますね
私がIメッセージで伝えることで、全部ではありませんが親の気持ちや要望を子どもも聞き入れてくれるようになりました。
同じ内容でも伝え方しだいで相手の心にスッと入ったり、逆に壁を作らせてしまったりするので、伝え方はとても重要です。
ぜひIメッセージで、伝えたいことを適切に伝えてくださいね。
最重要!自分の感情をコントロールすること
子どもを正しくほっとくための方法をお伝えしてきましたが、これらすべて自分のメンタルや感情が整っていないと難しいことでもあります。
例えば、こんなことはありませんか?
- 自分がイライラしていると、普段はおおらかに捉えられる子どもの態度でも怒ってしまう
- 自分が落ち込んでいると、子どもの態度に必要以上に傷ついてしまう
自分がネガティブな状態の時には、子どもへもなかなか良い接し方ができませんでした。今でも反省することもあります…
自分のメンタルや感情がコントロールできることは、子どもと接するうえでとても重要です。
そうは言っても「いつでも安定させている」ことは難しいですよね。
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- 誰かに相談したいけれど、子どものことを悪く言ってしまうのが嫌
- 悩んでいることを、あえて他人には言いたくない
- 相談するまでではないけれど、ちょっと話したい
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多少の悪い言葉や態度も、余裕を持って対応できたり!
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反抗期の中学生【正しくほっとく】5つの方法|まとめ
この記事では、反抗期の中学生を正しくほっとく方法5つを実践した結果とともにお伝えしました。
我が家は、反抗期の中学生のことで次のように悩んでいました。
- 自分の要望だけしつこく伝えてくるが、かなわないとキレる
- 話かけても、無視をする
- 注意をしても、くちごたえをしてきかない
- 親の傷つくことや暴言を簡単に言う
- 部屋にひきこもって関わることを嫌がる
- イライラして物にあたる
- 子供と仲良く過ごしたいのにすぐにけんかになってしまう
- 注意ばかりしてしまい疲れる
- ひどいを態度取られたり暴言を言われて傷つく
- 親を大事にしてくれないことでむなしくなる
- かわいかった小さな頃と比べて、必要とされないことやうざがられることが悲しい
心理学などの情報により、反抗期の中学生は「ほっとく」ことと相手に合わせた伝え方が必要だと気付いた私は次の5つのポイントに気を付けて接しました。
- 信用を伝えるために「ほっとく」ベースにする心構えを持つ
- 話かけてきた時は共感を心がける
- 待つ、そして「大丈夫?」と声をかける
- 認める&感謝は効果大!
- こちらの要望の正しい伝え方を知る
まず「ほっとく」ベースにする心構えを持つことが大切です。それにより子どもに信用が伝わります。
そのうえで、共感することや命令をせずに「大丈夫かな?」と声をかけることを意識します。
子どもがほんの少しでも良い行動をしていたら、すかさず認めたり「ありがとう」を伝えると、子どもの心が前向きになり、さらに良い行動が増えることもお話ししました。
ほっとくことで子どもに心のゆとりが出てきたら、親の要望を伝えるタイミングです。
このとき子どもが受け入れやすい伝え方(=Ⅰメッセージ)をしましょう。同じ内容でも伝え方しだいで相手の心にスッと入ったり、逆に壁を作らせてしまったりするので、伝え方はとても重要です。
これらの方法を行う上で、一番重要なのが自分の心が整っていること。
心が整っていないと、子どもと良い接し方ができないこともあります。
そんな時に便利な AIメンタルパートナーアプリ【Awarefy】
早稲田大学との共同研究で機能開発された【Awarefy】
公式HPはこちらから>
ストレスに負けないスキルが身につく【Awarefy】
反抗期の中学生を正しくほっとくことで、母親の疲れた心を楽にしてより良い親子関係をつくっていきましょう。
ぜひ参考にしてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。