スマホやタブレット、ゲームなどメディアに触れる機会の多い小中学生の子供。視力の低下が気になりませんか?
気をつけていたはずなのに、筆者の子供も視力が低下してしまいました。
近年、視力が低下した子供へ「オルソケラトロジー」という治療法を紹介する眼科が増えています。
オルソケラトロジーは、夜寝ている間に装着する夜用コンタクトレンズです。視力を夜間に強制することで、起きている間は回復した視力で過ごせるという治療法です。
興味はあるけれど、安全性や効果が気になります
我が家では、実際に子供がオルソケラトロジーで矯正中です!
この記事では、オルソケラトロジーの情報や、実際に経験した筆者の子供の様子をお伝えします。感想や効果、デメリットや費用などについてもご紹介!
この記事を読めば次のようなことがわかりませすので、ぜひ読んでみてくださいね。
- オルソケラトロジーを小中学生に行うメリットやデメリットは?後悔する?
- 近視抑制効果はどれくらいあるの?
- 費用が高いらしいけどどれくらいかかるの?
- オルソケラトロジー以外で近視を抑制する方法はない?
きっと子供へのオルソケラトロジーについて詳しくなり、検討しやすくなると思います。
この記事の 筆者 | 中学生2人の子どもの母。 『勉強嫌いな子』と『勉強に抵抗がない子』の子供2人と、多数の通信教育や学習スタイルを経験。 体験だけも合わせると…塾8個、通信教育6個、家庭教師2個などなど、合計15個以上! 入会金の総額も10万円超え…!! そんな経験から、失敗も含めリアルな情報をお届けします。 ◎子どもは国立中学生で高校は外部を受験予定!父親は元教員で受験指導を多数経験。 ◎反抗期や思春期の悩み対策などの情報も掲載。 ◎子供がオルソケラトロジーを実施中です |
近視の進行を抑える別の方法には、
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オルソケラトロジーは小中学生も利用できる新しい視力矯正法
まず、オルソケラトロジーとはどのようなものか解説します。
① オルソケラトロジーとは
オルソケラトロジーは、角膜の形状を変えることで視力を矯正するもの。まだあまり一般的ではない治療(矯正)方法です。
次のような特徴があります。
- 特殊なコンタクトレンズを夜間に装着し、角膜の形状を視力が出る状態に調整する。
- 視力が出る状態がレンズを外した後も一時的に継続される。
ですので、翌朝にはレンズを外し、日中は裸眼でクリアな視界での生活ができるんですね。
一度視力が低下してもまた裸眼で過ごせる方法というと、他にレーシック手術があります。オルソケラトロジーはレーシック手術とはまったく違う矯正方法です。レーシック手術と比べると身体への負担が非常に少ない方法と言えるでしょう。
さらに、オルソケラトロジーは近視の進行を遅らせる『近視抑制効果』も期待されています!毎晩矯正をすることで、近視がそれ以上進ませない作用があると考えられています。
そのため早い段階で始めることが将来の視力を守ると言われています。
筆者の子どもも、オルソケラトロジーを始めてから1年以上視力が低下していません!
② 子どもにむいている理由
オルソケラトロジーが子どもに向いている理由として、オルソケラトロジーの効果が出やすいことと、より活動的な生活をサポートできることがあります。
文部科学省の学校保健統計調査(令和3年度)によると、裸眼視力1.0未満の子どもは次のように発表されています。
年齢 | 割合 |
10歳 | 45.27% |
11歳 | 50.03% |
12歳 | 57.70% |
13歳 | 62.03% |
14歳 | 62.25% |
小学校高学年では50%程度、中学生になると約60%の子どもが、裸眼視力1.0未満になっているとわかります。この調査結果を裏付けるかのように、
筆者の周りでも、高学年になる頃から眼鏡をかける子どもの数が増えた印象です。
子供たちの角膜は成人に比べて柔らかいため、形状も変化しやすいといわれています。
そのため、オルソケラトロジーのレンズがかける穏やかな圧力でも効果が出やすいと考えられています。成長とともに角膜が自然に変化しやすい子どもの時期に治療を行うことで、効果的な視力矯正が可能になるとされています。
また、子供たちは学校でや部活動など色々な活動をしていますよね。日中の眼鏡やコンタクトレンズの手間や不安などから解放されることで、より自由に活動できるようになります。
小中学生の時期は、オルソケラトロジーの効果も出やすく、より活動的な生活をサポートできることからむいていると言えるんですね。
③ 他の視力矯正法との違い
視力が低下したとき、これまでは日中に眼鏡や通常のコンタクトレンズを使用する対応方法がスタンダードでした。
オルソケラトロジーは夜間にしか装着しないため、日中の生活が非常に楽です。これは特にスポーツを頻繁に行う小中学生の子どもにとっては大きなメリットとなるでしょう。
ただ、オルソケラトロジーも万能ではありません。他の矯正方法と比較しながら、子どもとも相談し最も適した方法を選択することが大切です。
オルソケラトロジーの効果と子どもにとって3つのメリット
ここからは、オルソケラトロジーの効果と具体的なメリットについて詳しく説明しますね。
① 効果が早くあらわれ、長く保たれる
オルソケラトロジーは効果が早く出ることと、安定すると長く保たれることがメリットです。
効果は治療をはじめてから数日で実感することができます。治療の翌日から視力に変化を感じることも!
一気に0.3の視力が1.5になるわけではないですが、「あれ、昨日より世界が明るいかも」「昨日より遠くがよく見えるかも」というレベルの効果は初日や翌日あたりでも感じられることが多いです。
この実感のはやさは、子どもにとっても治療を続けようというモチベーションにもなるでしょう。
筆者の子どもも、検査日からすでに効果を実感していました。黒板も日に日に見やすくなっていったようです!
ただし、しばらくは視力が安定せず、起きた時にはよく見えても、夕方にはあまり見えない状態が続きます。
ですが、数週間使用することで視力も安定!良好な視力が朝から夜まで維持されるようになります。
その結果、朝から夜まで裸眼なのによく見えるという生活を過ごすことができるんですね。
さらに、一度安定すると、1・2日であれば夜にレンズをはめなくても、良好な視力が保たれます。
数日の旅行では、レンズを持っていかなくてもいいので楽でした♪
② 学校生活や日常にも良い影響がある
オルソケラトロジーが、子どもたちの学校生活や日常に与える良い影響をご紹介します。
例えば、次のような良い影響が考えられます。
- 良く見えることで授業へ集中しやすくなり、学習効果が高まる。
- 眼鏡でスポーツに取り組んでいた場合、眼鏡の心配をしないでスポーツができるようになりパフォーマンスが向上する。
- 眼鏡をかけることが気にしていた場合、その悩みを減らすことができる。
今まで視力が悪いことが原因で、うまくできなかったこと、手間がかかったこと、自信が持てなかったことがあったならば、改善できる可能性が高いでしょう。
③ 眼鏡の破損・コンタクトレンズ紛失の心配が不要
オルソケラトロジーによって、日中の眼鏡の破損やコンタクトレンズの紛失の心配をしなくていい点もメリットです。
毎日学校で元気に過ごしている小中学生の子ども。こんな心配がありませんか?
- ボールがあたって眼鏡が壊れた
- 校庭で目をこすってコンタクトレンズを落としてしまった
オルソケラトロジーは、寝ている間に特別なレンズを装着するだけで、日中の視力を改善します。ですので、日中は眼鏡やコンタクトレンズなどの視力矯正アイテムが必要ありません。
眼鏡を壊したりコンタクトレンズをなくしたりすると、そのたびに買い替える費用や手間がかかるでしょう。
オルソケラトロジーを使うことで、眼鏡の破損やコンタクトレンズの紛失のデメリットを避けられるんですね。
オルソケラトロジーの子どもにとって2つのデメリット
続いてオルソケラトロジーのデメリットについてです。
オルソケラトロジーのリスクや問題点、そして適切な対処法と予防策をお伝えしますね。
① リスクがゼロではない
オルソケラトロジーは安全な治療法とされていますが、リスクもゼロではありません。次のような点があげられます。
- レンズの衛生管理が不十分だと、目の感染症を引き起こすリスクがある
- 治療初期に一時的な視力の不安定さや変動が起こる可能性がある。
- レンズが目に合っていないと、不快感や角膜に損傷を引き起こす可能性がある。
感染症については、コンタクトレンズを扱いときに衛生管理が不十分ですと、目の感染症を引き起こす可能性があります。ですが、適切なケアをきちんと行えば、このリスクを大幅に減らすことができます。
一時的な視力の変動も、治療初期には体験するかもしれません。ただ多くの場合、この状況は一時的で、時間が経つにつれて安定する傾向です。
レンズがうまくフィットしない問題については、不快感を感じたり、角膜に損傷を与える可能性があるため医師との相談や定期的な検診が不可欠です。
医師が目の形状を測定するなどしたうで、子どもの目にフィットしたレンズを選びます。ですので、基本的には適したものを装着することになります。ただし、目も成長していきますので、定期的な検診を必ず受けることが必要です。
これらのリスクが起こる可能性はとても低いとされていますが、治療を受ける前に医師にしっかり聞くなどして理解を深めることが大切ですね。
筆者の子どもが通う眼科では、定期健診で目に傷がついていないか、レンズ自体にも傷がないかなどみてもらえます。
② 他の視力矯正方法よりも費用が高額
オルソケラトロジーは、通常の眼鏡やコンタクトレンズに比べて初期費用が高額になります。
オルソケラトロジーの初期費用は、平均で15万円から20万円かかるとされています。これには、特殊なレンズの費用のほかに、専門的な検査や1年間の間の定期検診が含まれています。(※医療機関によって異なります)
通常の眼鏡やコンタクトレンズの場合、初期費用はもっと低いですよね。値段に幅はありますが、数千円から2.3万円くらいが相場のようです。
眼鏡や通常のコンタクトも定期的な更新やメンテナンス費用が必要になりますが、オルソケラトロジーほどの高額な出費は見込まれません。
この金額の高さはデメリットと言えるでしょう。
ただし、定額料金で継続する間のみ支払う「定額レンタルプラン」を実施している医療機関もあります。こちらは初期に大きな金額が必要ありません。また、購入金額の分割払いを提供している医療機関もあります。それらを利用することで費用面での負担を軽くできるでしょう。
さらに医療費控除の対象でもあり、控除が受けられることもポイントです。
実際の費用も次の項目に記載したので参考にどうぞ♪
オルソケラトロジー以外で自宅でできる近視の進行を抑える方法が知りたい方は下記をチェック。
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オルソケラトロジー|子どもの体験談と実際の費用
ここでは、実際にオルソケラトロジーを使用して矯正中の筆者の子どもの体験談をお伝えします。
効果や検査の回数、治療の費用、保険や補助金の活用などをまとめてみました!
ただし、オルソケラトロジーは自由診療のため医療機関によって金額がかなり異なってきます。ですので、一つの参考としてお読みくださいね。
特に、定額プランですとまったく違う料金になりますのでご注意ください!
補足 | 実際の様子 | 補足 |
効果 | 視力0.3→1.2 0.4→1.2 | 1年後も元々の視力(0.3と0.4)から低下なし ※レンズを外しても1.2が保たれるわけではない |
検査の時間 | 初回は2時間。 その後は20分~30分 | 初回は、検査以外にレンズをはめて 30分~45分目をつむり待機する時間も 必要なので、時間がかかる |
検査の回数 | 9回 (約1年間で) | 初回の翌日・1週間後・2週間後・4週間後。 その後は3か月ごと。 |
治療費合計 | 140,000円 (1年間で) | レンズ・診察代:125,000円 ケア用品:約15,000円 |
保険や補助金の活用 | 医療費控除は活用可 | オルソケラトロジーのレンズやケア用品は 保険適用不可。 自治体での補助金も適用不可。 |
レンズの破損・交換 | 朝外れていることはあったが破損はなし | 破損は1年間に片目1枚ずつは補償対象。 紛失は補償なし。 |
次に、1年間使用した子どもと親の感想もまとめました。
1年間使用した子どもの感想
- 寝るときに付けるのが面倒くさいが、日中何もしなくていいから楽だった
- 眼鏡をかけてみたかったのでちょっと残念だった
- 黒板がよく見えるようになり、授業が受けやすくなった
- 遠くがよく見えるので球技がやりやすくなった
このように、子どもは特にメリットを感じているようでした。
親の感想
- 日中の眼鏡の破損やコンタクトレンズの紛失を気にしなくてよいことは、とても気が楽だった
- 1年後も視力がそれ以上低下していなかったことが、一番のメリットだと感じた
- 費用が高いのは家計に痛手だったがやってよかった!後悔なし!
- 朝起きたら外れていたときはレンズ探しで大騒動!
【追記】現時点ではもう3年半経ちました!まだ同じレンズを使用でき、視力もほとんど下がっていません!
費用が高いことはとてもネックでしたが、メリットも大きくて実施してよかったと思っています♪
オルソケラトロジー以外の近視抑制方法
参考にしていただけるようオルソケラトロジー以外の近視進行を抑える方法についてもお話ししますね。
1.行動習慣に気を付ける
近視の進行を促進・抑制する環境因子については次のように言われています。
~近視の進行を促進・抑制する環境因子~
近視を進行させてしまう環境因子には、ものを見るときの距離が短いこと、近くを連続で見る時間が長いことなどが挙げられます。
引用:公共財団法人 日本眼科学会
近視の発症や進行を抑えるライフスタイルとしては屋外活動が重要で、屋外活動時間が1日2時間以上など長いと、近視の発症や進行は抑えられることがわかっています。
これを受けて、行動習慣としてとれる対策方法は次のように言えます。
- 姿勢を意識して、ものを見るときは近くで見ないこと
- ものを近くで見続けないように、適度に目を休ませること
- 1日2時間ほど日光を浴びること
ただ、小さなお子様だと自分で姿勢を意識したり、ものを近くで見続けないようにするのは難しいですよね…
その場合、近視抑制ウェアラブルデバイス「アイケアークリップ」が便利です。
今ある子どもの眼鏡につけるだけで、目に悪い行動をしていると教えてくれる近視抑制デバイスです。
アイケアークリップは93.3%の眼科医が推奨できると回答*しているもので、具体的には次のようなことができます。
(*第127回日本眼科学会総会にて独自調査)
- 姿勢が悪くなっていることを振動1回でお知らせ
- ものと目が近いことを振動2回でお知らせ
- 部屋が暗いときに振動3回でお知らせ
- 無料アプリで保護者が子どもの目の習慣を把握できる
実際に使用した方の口コミでは、次のような声があがっています。
「注意をする手間が省けてとても助かりました!」(40歳会社員)
「自動警告装置付きで安心して利用できます!」(38歳主婦)
目に悪い行動を振動でお知らせしてくれることで、親が注意をしなくても子ども自身が気付けると親はとても助かりますよね。
ずっと子どもをみていられるわけではないですし…!
また、良い姿勢や目を適度に休めることを自分でできるようになることは、この先においても大きなメリットです。
2.低濃度アトロピン点眼
また、『低濃度アトロピン点眼薬』による点眼治療も近視抑制効果が期待できます。
日本近視学会では次のように解説されています。
0.01%アトロピン点眼であっても点眼を行わない場合に比べて屈折値で60%近い抑制効果があること、さらに点眼を中止した後もリバウンドが生じず、効果が持続することが示されました。しかも低濃度アトロピン点眼は濃度が低いため副作用がほとんどありません。 1日1回夜寝る前に点眼するだけでよく、手間もそれほどかかりません。
しかし人によって効果が異なり、あまり反応しない子どももいます。また近視進行の本態である眼軸長の伸展抑制効果に関しては、屈折値ほどの十分な抑制効果が示されておりません。
引用:日本近視学会 -近視の進行抑制治療
低濃度アトロピン点眼薬治療は、自由診療(健康保険や医療費助成制度が適応されない)です。
費用は眼科によって異なりますが、3か月で12,000円~15,000円くらいが目安のようです。
寝る前に1回点眼するだけなので、手間が少ないですね!
3.多焦点ソフトコンタクトレンズ
オルソケラトロジーと違い、日中にはめて矯正もできるコンタクトレンズです。
日本近視学会では次のように解説されています。
多焦点ソフトコンタクトレンズは、一般的に遠用の球面度数に近用の加入度数が付加された老視矯正のための遠近両用コンタクトレンズとして知られております。 海外では各社が様々なデザインの多焦点ソフトコンタクトレンズを子どもの近視進行抑制のために開発しており、オルソケラトロジーに匹敵する有効性が示されはじめております。
引用:日本近視学会 -近視の進行抑制治療
ソフトコンタクトレンズなので装用時の痛みが少ないこと、1日使い捨てなので、衛生面や管理がしやすいことがメリットです。
ただし、日中に装用するため、ゴミが入った時などに自分で取り外すといった自己管理が必要です。
適切な管理が可能な年齢になるまでは使用できない点がデメリットといえます。
こちらも眼科によって費用は異なりますが、1か月で8,000円~10,000円くらいが目安のようです。
まとめ|子供のオルソケラトロジー治療をした結果、近視も抑制できて後悔なし!
この記事では、オルソケラトロジーを小中学生の子どもが実施する場合の効果やメリットとデメリット・費用などについて解説しました。
我が家では近視抑制の効果など多くのメリットを感じたので、オルソケラトロジー治療をしたことに後悔はありません。
説 明 | |
オルソケラトロジー とは | ・夜寝ている間に特殊なレンズを装着して 視力を矯正する治療法 |
メリット | ・視力矯正の効果が早く出て、長く保たれる ・よく見えるようになることで、学校生活や 日常にも良い影響がある ・日中に眼鏡や通常のコンタクトレンズが 不要になり手間や不安が減る |
デメリット | ・正しいケアをしないと感染症の心配があり、 目に合わないレンズによる目の損傷の恐れも。 リスクがゼロとは言えないが、適切なケアや 検診でリスクは大幅に減らせる。 ・他の視力矯正方法よりも費用が高額。 ただし、定額プランや分割払いプラン実施の 医療機関もある。医療費控除の対象にもなる。 |
また、筆者の子どもが実際に経験してわかった効果や費用などもお伝えしました。
補足 | 実際の様子 | 補足 |
効果 | 視力0.3→1.2 0.4→1.2 | 1年後も元々の視力(0.3と0.4)から低下なし ※レンズを外しても1.2が保たれるわけではない |
検査の時間 | 初回は2時間。 その後は20分~30分 | 初回は、検査以外にレンズをはめて30分~45分 目をつむり待機する時間も必要なので、時間がかかる |
検査の回数 | 9回 (約1年間で) | 初回の翌日・1週間後・2週間後・4週間後。 その後は3か月ごと。 |
治療費合計 | 140,000円 (1年間で) | レンズ・診察代:125,000円 ケア用品:約15,000円 |
保険や補助金の活用 | 医療費控除は活用可 | オルソケラトロジーのレンズやケア用品は 保険適用不可。 自治体での補助金も適用不可。 |
レンズの破損・交換 | 朝外れていることはあったが破損はなし | 破損は1年間に片目1枚ずつは補償対象。 紛失は補償なし。 |
1年間使用した子どもは、次のように言っています。
- 寝るときに付けるのが面倒くさいが、日中何もしなくていいから楽だった
- 眼鏡をかけてみたかったのでちょっと残念だった
- 黒板がよく見えるようになり、授業が受けやすくなた
- 遠くがよく見えるので球技がやりやすくなった
親である筆者は1年続けた結果、次の感想を持ちました。
- 日中の眼鏡の破損やコンタクトレンズの紛失を気にしなくてよいことは、とても気が楽だった
- 1年後も視力がそれ以上低下していなかったことが、一番のメリットだと感じた
- 費用が高いのは家計に痛手だったがやってよかった
- 朝起きたら外れていたときはレンズ探しで大騒動!
子どもの視力の低下に気付いたとき「子どもにとって何が最善の方法なんだろう」と親は悩むことと思います。
オルソケラトロジー以外にも、低濃度アトロピン点眼や多焦点ソフトコンタクトレンズといった治療方法もあります。
また行動習慣から整えていきたいと思われている方は、近視抑制ウェアラブルデバイス「アイケアークリップ」を試してみるのもいいでしょう。
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それぞれの方法のメリットやデメリットを理解したうえで、お子さんに合った方法を選んでくださいね。
この記事の情報が皆さんのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。