「子供が勉強に対してやる気がない」
「毎日、宿題をやらせるのに苦労している」
「やる気がないから成績も伸び悩んでいる」
多くの親が直面する共通の悩みではないでしょうか。
また、もしかすると、子供が勉強にやる気が出ない原因は、自分たち親の関わり方にあるのかな…とお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では、子供が勉強にやる気を出すための具体的な対策を実体験も含めて詳しく解説。
子供の学習意欲を下げてしまう親の行動と、ぐんと高める親の行動などのサポート方法をお伝えします。
ぜひ我が子のやる気、引き出してくださいね!
筆者も悩み、調べ、色々学んで解決してきました。ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです。
この記事の 筆者 | 中学生と小学生の2人の子どもの母。子育てや知育・幼児教育の知識が多く、森の幼稚園やどろんこ保育のスタッフもしてきました。 実際に子どもを育てている母の目線も活かしながら、育児や学習についての情報を発信しています。 ◎知育教材が好きで、子どもと色々な通信教材や学習スタイルを経験。 ◎子どもは国立小中学生。父親は元教員で受験指導を多数経験。 自分から勉強を進んでやるタイプと、自分からやれないタイプのどちらも子育て中。自分からは勉強しなかったタイプも、合う勉強方法が見つかり、勉強できるようになりました! |
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子供が勉強にやる気が出ない原因を知る|親の行動も関係
まず、子供が勉強しない原因について理解しましょう。
子供が勉強しないのには、下記のような理由が挙げられます。
- やる気が出ないことに心理的な要因がある
- 中学生や高校生の勉強自体が難しい
- 親が子供のやる気を奪う行動をしている
それぞれ解説しますね。
1.心理的な理由がある
子供がやる気を出さない理由には、さまざまな心理的要因が考えられます。
まずは、プレッシャーやストレス。
テストや成績に対するプレッシャーが強すぎると、子供は勉強に対する不安や恐れを感じることがあります。
他にも、学校生活が本人にとって辛かったり大変だったりすると、そこに気力を使い果たして勉強まで及ばないことも。
また、自分に自信がないと、勉強に取り組む意欲が減ってしまうこともあります。
たとえば、「どうせ自分はできない」という気持ちが強いと、挑戦する前から諦めてしまうのです。
さらに、目標や目的が不明確だと、勉強する意味を見出せず、やる気が出ないことがあります。
子供にとって、勉強が将来どのように役立つのかが見えないと、モチベーションを持つのは難しいものです。
実は、ゲームや動画の時間が長いのも、心理的な理由で現実から目をそらしたいためという場合もあります。
子どもによって理由はさまざまですが、心理的要因があるかもしれない、と親がまず理解することが大切です。
2.勉強自体が難しくてつまづいてしまった
中学生や高校生になると、勉強が一気に難しくなったことで、やる気がなくなる場合もあります。
学習内容が広がり、科目ごとの専門知識が増えますよね。
例えば、中学校で始まる数学。
小学校の算数とは異なり、抽象的な概念が多くなります。
英語については、以前よりも学習内容が増え、習得する学年も早まっているためついていくのが大変という声も多く聞きます。
勉強自体につまづいてやる気が出なくなっている場合は、プロの手を借りることが近道なのでおすすめです!
3.親が子供のやる気を奪う行動をしている
子どものやる気に、親の態度や行動は関係している場合が多いです。
子ども1人1人によってタイプは違うので、親の行動がどれだけその子に影響を与えるかはバラバラと言えます。
実際に、我が家は同じように2人の子供に接していても、1人はやる気が自分から出せるタイプ、もう1人はなかなか出せないタイプでした
ですが、影響を全く受けない子供は少ないですし、逆にとても影響を受けやすい子供もいるので、態度や行動には気を付けるべきです!
具体的には次の3つの行動がやる気を失わせます。
過度な期待やプレッシャーをかける
「もっと頑張りなさい」や「成績が悪いと将来が心配だ」「ちゃんとやればできるのに、やっていないだけだ」などの言葉は、子供にとって重荷になることも。
否定的・嫌味っぽい言葉や態度
「どうせ無理だろう」や「何回も言ってるのにわからないの?」「いつになったらできるんだろうね」といった否定的な言葉は、子供の自信を失わせます。
子供のことを思うからこそ、ダメとわかっていても、つい言ってしまうこともありますよね…
過干渉や過保護
子供が自分で考えたり、挑戦したりする機会を奪うと、自己効力感が育たず、やる気を失うと言われています。
実際に、海外の大学生向けの研究になりますが、母親の過干渉な育児は、「学生が外的な評価や成績を重視する動機づけを強め、内発的動機を低下させる」ことが確認されたそうです。
親が子供のやる気を引き出すためには、適切なサポートとともに、自主性を尊重する姿勢が大切。
これらの原因を理解し、親がどのように関わるべきかを考えることが重要です。
ただお子様によって、より丁寧なサポートが必要な場合もあります!
その場合は、焦らず成長に合わせた適切なサポートをしていきましょう。
勉強のやる気UPのために親ができる具体的な対策
親ができる具体的な対策について見ていきましょう。
実際に我が家でも、勉強に対してやる気が出ないタイプの子供にして効果がありました!
対策として下記の方法があります。
- 目標設定の方法:明確化と達成感の演出
- 適切な環境の整え方:部屋や時間管理
- 褒美やモチベーションアップのコツ
それぞれ解説しますね。
1.目標設定の方法:明確化と達成感が重要
まず、目標を明確に設定することが重要です。
短期的な目標と長期的な目標を設定し、子供が達成感を感じられるようにしましょう。
例えば、「今日の宿題を全部終わらせる」という短期的な目標と、「次のテストで平均点以上を取る」という長期的な目標を設定します。
お子様によってはとても低い目標や、「いや、どう考えても無理でしょ?」というくらいの高い目標を言う子もいるかもしれません。
それも否定しないことが大切!
低い目標ならば達成できそうな可能性も高いので、内心「もっと高い目標を持って~」と思っても「現実的でいいね」とぜひ応援しましょう!
高い目標でもまずは目標を持ったことを「いいね」と伝えてください。
その後、可能なら「じゃあ、最低はどこらへんにしておく?」のように低い目標も聞いてみてください。
目標を達成したら、大切なのは子供の頑張りをしっかり認めること。
そのうえで、達成できたことを一緒に喜べるといいですね。
もし子供が望めば、お気に入りの漫画を買うとか、一緒においしいものを食べに行くなど小さなご褒美もいいでしょう。
目標を達成していなくても、子供が頑張っていた部分や成長した部分を認めて、頑張りはムダではなかったことを伝えましょう。
頑張りを認められたり達成感を感じることで、子供は次の目標に向けてやる気を持続させることができます。
また、目標の進捗を可視化する方法も有効です。
チェックリストやスケジュール表を使って、目標達成の過程を見える化することで、達成感を実感しやすくなります。
このように、明確な目標設定と達成感の演出は、子供のモチベーションを高める大きな要因となります。
ただ、勉強スケジュールを立てたりチェックリストを作るのは、いつまでに何をするかをしっかり考えなければならず、中々家庭では難しいでしょう。
そもそも子供が、一緒にスケジュールなんて立てたがらない…
そんな時は、プロの手を借りるのはとても有効です。
例えば、オンライン家庭教師マナリンク
コーチングスキルのある先生もいるので、子供を多角的な視点で勉強へのやる気促進も期待できますよ。
プロ講師のインタビュー記事があるので、ぜひ参考にしてみてください。
2.適切な環境の整え方:部屋や時間の管理
次に、勉強に集中できる環境を整えることが重要です。
まず、できるだけ静かで落ち着いた勉強場所を確保してください。
学習する場所にはテレビやゲーム機など誘惑するものが少ないといいですが、すでに自室に持ち込んでいる場合はある程度仕方のないものとしましょう。
ここで取り上げたとしても、やる気には繋がらないと考えられますね
ただし、「大人だってスマホやゲームの誘惑に負けることもあるくらいだから、もし自室にあると誘惑に負けて困るって思ったら、少しの間預かったりして応援するからね」と伝えておくといいですよ!
やる気が出てきて、自分で「あると勉強の邪魔になる」と思えたら、対策を取るようになります。
我が家では、自分の内発的なやる気が出てきたとわかる頃に、自分からゲームを預けに来ました!
また、長期休みなど生活リズムが崩れやすい時は、定期的な勉強時間を設定し、生活リズムを整えることも大切です。
例えば、毎日同じ時間に勉強を始めることで、習慣化しやすくなります。
ただし、朝に親が起こしてもケンカになる場合もあるでしょう。
その場合には、午前中に授業を入れられる家庭教師や個別指導塾を利用すると便利ですよ!
先生と決めた授業に出席するため、朝ちゃんと起きることに繋がります。
我が家は休日の午前中に授業を入れるようにしてもらっていました!
さらに、部屋の整理整頓も重要。
勉強に必要な道具や資料がすぐに見つかるように整理しておくと、集中力が途切れにくくなります。
このように、子供が勉強に取り組みやすくなる環境づくりを、親がやってしまうのではなく一歩引いてサポートしていきましょう。
3.ご褒美やモチベーションアップのコツ
子供のモチベーションを高めるために、ご褒美をうまく活用することも大切です。
ご褒美というと、物をあげるイメージがありますが、「認めること」や「時間」「経験」などの物ではないものがおススメです!
まず、小さな成果を認めることから始めましょう。
例えば、「宿題を全部終わらせたね!」と具体的に認めること。
これを積み重ねることで、子供は自信を持つことができます。
また、ポジティブなフィードバックを心がけることも重要です。
「もっとこうした方が良いよ」と否定的な言葉よりも、「これは良い方法だったね!他にもこんな方法もあるけど試してみる?」のような前向きなアドバイスがおススメ。
さらに、自由時間や特別な活動をご褒美として与えることも効果的です。
例えば、好きなアニメを見る時間を増やすとか、ちょっと豪華な物を食べるなど、子供が楽しみにしていることや無理なく親も一緒に経験できることをご褒美として設定します。
我が家の場合は、軽食・デザート付きのマンガ喫茶を活用!
親と出かけたくない年頃でも、マンガとおいしい物はご褒美となったようです。
ご褒美やポジティブなフィードバックを通じて、子供のモチベーションを上げましょう。
勉強のやる気が出ない原因は親子の良いコミュニケーション不足!?
上記2.でも少しお伝えしましたが、子供のやる気を増やすには、親の態度や行動が大切。
我が家でも、親子のコミュニケーションを改善することで、子供の勉強に対するやる気が実際に変わりました!
コミュニケーションの改善には下記を意識するといいでしょう。
- 効果的な会話術で子供の自信を育む
- 否定的な言葉のリスクと対策
- 親も勉強することで得られる効果
それぞれ解説しますね。
1.効果的な会話方法で子供の自信を育む
まず、子供の自信を育むためには、親の会話の仕方が重要です。
子供が話すことに耳を傾け、しっかりと聞くことから始めましょう。
例えば、子供が学校であったことや感じたことを話すときに、途中で遮らずに最後まで聞く姿勢が大切です。
そして「そうだったんだね」と共感の言葉をかけることで、子供は自分の気持ちを理解されていると感じ、自信を持つことができます。
また、質問の仕方も工夫しましょう。
例えば、「今日はどうだった?」と聞くのではなく、「今日は何が一番楽しかった?」と具体的な質問をすると、子供も話しやすくなります。
さらに、建設的なアドバイスをすることも大切です。
「どうしてこれをやらなかったの?」という否定的な質問ではなく、「次はこうしてみたらどう?」と前向きな提案をすることで、子供のやる気を引き出すことができます。
このように、効果的な会話方法を親が意識することで、子供の自信を育み、勉強に対するポジティブな態度に繋がっていきます。
反抗期のコミュニケーションについては下記の記事でも詳しく書いているので、ぜひ参考にしてくださいね!
2.否定的な言葉のリスクと対策
否定的な言葉は、子供のやる気を奪う大きな原因となります。
1つ目の項目「子供が勉強しない原因の理解」でも記載しましたが、「どうせ無理だろう」や「何度言ってもわからないの?」といった否定的な言葉は、子供の自信を失わせます。
否定的な言葉ではなく、ポジティブな言葉を選ぶことが大切です。
例えば、「頑張ったね」「少しずつ上達してるね」といった言葉をかけることで、子供は自信を持つことができます。
また、批判の代わりに提案をすることも有効です。
例えば、「この部分は頑張れていたから、続いてこっちももう少し工夫してみよう」のように言うことで、子供は自分の努力を認められていると感じ、やる気を持続させることができます。
このように、否定的な言葉を避け、前向きなコミュニケーションを心がけることで、子供のやる気を引き出しましょう。
3.親も勉強することで得られる効果
親も一緒に勉強することは、子供にとって大きな励みになります。
といっても、同じ内容を学習するのではありません。
親も自分が学びたいことを、一生懸命に勉強している姿を見せましょう。
親も一生懸命に勉強に取り組む姿勢を見せることで、「自分も頑張ろうかな」という気持ちが心に芽生える子供も多いのです。
本を読む姿を見せるのでもいいですよ。
もちろん、すぐに「親も勉強を頑張っている。じゃあ僕も頑張ろう!」となる子ばかりではないので、表面的には効果が見えないことも多いでしょう。
ですが、「勉強って大変だよね」と子供の気持ちに寄り添えたり、「いい暗記方法知ってたら教えて~」と子供と会話ができたりと、今までよりも近い立ち位置でコミュニケーションが取れます。
とはいえ、親だってテレビや動画視聴などでリラックスする時間も必要です。無理のない範囲で取り入れてみてください。
やる気が出ない子におすすめなのは家庭教師か個別指導塾
勉強にやる気が出ない子供を強力にサポートするには、個別指導や家庭教師の活用がおすすめです!
個別指導塾や家庭教師は、子供1人ひとりに合わせた指導を受けられるため、理解が深まります。
その子に合わせた学習計画を立ててもらえたり、進度に合わせて内容を調整したりして、無理なく学力向上を目指せます。
例えば、現時点で習得できていない学習内容が多かったり、特定の教科だけ深い学びが必要だったりすると、集団塾では効果が現れにくい可能性があります。
また、集中力が続きにくかったり、塾がない日の自学が難しかったりする場合も、どうしても集団の塾ではサポートも足りず効果につながりにくい恐れも。
そんな場合に個別指導の塾や家庭教師はとても効果的!
ただし、個別指導塾はプロ講師ではなく学生講師の場合が多いです。
学生講師にはメリットもたくさんあるので、一概に悪いというわけではありません。
実際に筆者も、大学生の講師の良さを実感し、特にオンライン家庭教師 e-Live
ですが、子供の学習意欲がかなり低下している場合は、プロ講師による個別指導がおすすめです。
子供に適した方法を見つけやる気を向上させるために、これまでの豊富な経験を活かしてくれるでしょう。
海外の研究機関でも、プロの家庭教師が授業をすることで大きなプラスの影響を与える結果が出ています。
家庭教師プログラムに関する96の研究を調査し、家庭教師は学習成果に一貫して大きなプラスの影響を与える効果的な実践であることが判明しました。[6]
質の高い個別指導に関する重要なポイントは次のとおりです。…
- 個別指導は、ボランティア、仲間、または親の家庭教師よりも、十分な訓練を受け監督されている教師またはプロの家庭教師によって行われる方が効果的です。
引用:Institute of Education Sciences (IES) High-Impact Tutoring: An Evidence-Based Strategy to Tackle Learning
お近くの個別指導塾ではプロ講師がいない、または家に家庭教師を呼ぶことが煩わしい方には、オンライン家庭教師の利用が便利です。
プロ講師がいるオンライン家庭教師サービスには下記があります。
この中でもマナリンクは、金額がプロ講師なのに驚くくらいにお値打ちです。
マナリンク公式HP
すぐに効果は出なくても、やる気が育ってくると、子供の表情や態度が周りから見てもわかるくらい変わります。
ひとまず資料だけ見てみたい方は、オンライン家庭教師マナリンク資料請求用LP
色々試した我が家も、勉強のやる気が出ないタイプの子供には一番合っていたようで、「もっと早くプロに任せるべきだった!」と思いました。
まとめ|勉強にやる気が出ない原因と親のサポート方法
この記事では、勉強にやる気が出ない原因と親のサポート方法についてご紹介しました。
これまでの内容を表にまとめます。
内容 | ポイント |
---|---|
子供が勉強しない原因とは | ・プレッシャーやストレス、自信や目標のなさからくる心理的要因 ・勉強自体の難しさ ・親の行動が影響している恐れも |
親ができる具体的な対策 | ・目標を設定し達成感を味わってもらう ・適切な環境を整える ・時間や体験のご褒美でモチベーションアップ |
親子のコミュニケーションの改善 | ・効果的な会話方法をとる ・否定的な言葉のリスクを知る ・親も勉強することで近い立ち位置になれる |
おすすめなのは家庭教師か個別指導塾 | ・家庭教師か個別指導がおススメ ・1人1人に合わせてくれて理解度があがる ・学習計画や進め方も子供に合わせられる ・マナリンク |
子供は、親が成長するにつれて管理する対象ではなくなっていきます。
ですので、勉強に対するやる気が下がる原因があっても、親がすべて管理し改善できるわけではないでしょう。
ですが、勉強に対するやる気が下がった原因が親にあったなら、これから対応を変えていくことで変わっていく可能性はあります!
筆者はやはりプロの力を借りることで、親では難しい部分を補ってもらい、子供のやる気向上や継続ができたと感じています。
親も頼れるものは頼りながら、無理なく子供をサポートし、ぜひ子供の未来を明るく照らしてあげましょう!
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